歯周病
治療前
治療後
歯の破折は咬み合わせ(咬合状態)や歯の状態など様々なものが原因で生じます。
破折状態にもよりますが通常歯肉の内部まで割れてしまっているものはその状態では物理的に被せ物などができないため抜歯と判断される場合も少なくありません。
当院にも他院で抜歯と言われた、と言った主訴でセカンドオピニオンで来られる方も少なくありません。
今回のケースでは割れてしまった歯の面を将来的にきちんとした形で被せ物ができるよう、矯正的挺出(エクストルージョン)を用いた方法を紹介します。
この方法はやや時間はかかりますが、本来であれば抜歯の歯を温存することのできるメリットが十分にある処置であり当院でもかなりの頻度で行っています。
Case治療経過

初診時:歯肉内約3mmほど歯が破折しており、他院で抜歯と診断

装置セット時:ゴムの牽引力で歯を引いてくる

歯を牽引し終わった状態:歯肉も一緒に牽引されているためこの後歯肉の位置を整える

セラミックで修復した状態
やはり『できるだけ歯を温存して欲しい!』という希望は患者様が強く思う部分でもあるかと思います。
他院では抜歯と言われてしまった歯でも、条件さえ揃っていれば様々な方法を駆使して歯の温存を試みる事ができます!
当院では一人一人の患者様にあった方法を提示できるようスタッフ一同常に知識のアップデートに励んでおりますのでご気軽にご相談いただければと思います。
| 主訴 | 歯が割れた 他院で抜歯と言われたが残したい |
|---|---|
| 治療内容 | まずは口腔内の状態を検査 今回この歯が破折した原因を考察 歯周基本治療後に破折歯に対し矯正的挺出を行うため仮に根管充填を行い歯を牽引 牽引終了後に歯肉の位置を揃え、その後ラバーダム防湿下で根管充填 セラミックで修復 |
| 患者様の年齢 | 60歳 |
| 患者様の性別 | 女性 |
| 治療期間 | 8ヶ月 |
| 治療費 | 全て合わせて25万円 |
| 治療で得られるメリット | ・抜歯を回避し自分の歯を保存する事ができる点 ・歯の高さを得る事ができ、将来の破折リスクを軽減 |
| 治療する際に起こるリスク・副作用 | ・期間がかかる ・歯肉のラインを揃えるために外科的な処置が必要 |
Case監修者情報
監修者情報

医療法人社団TND 理事長 歯科医師
中山 亮平
- 日本歯周病学会 専門医
- 日本口腔インプラント学会 専門医
- 日本臨床歯周病学会 学会未来委員会 委員
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- 2011年3月 東京歯科大学 歯学部卒業
- 2013年3月 慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科学教室研修医 修了
- 2016年4月 慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科学教室 助教
- 2018年11月 戸越なかやま歯科 開業
- 2024年12月 医療法人社団TND 設立



