歯周病
治療前
治療後
歯周病が進んでいるので抜歯が必要です」と言われ、不安を感じたことはありませんか?
歯周病で骨が大きく失われている場合でも、条件によっては歯を残せる可能性があります。
今回は、実際に歯を保存できた症例をご紹介します。
Caseこの患者様は、歯を支える骨が大きく減少し、歯のぐらつきもある状態でした。一般的には抜歯が検討されるケースです。

歯周基本治療後

口蓋溝が深く骨吸収が大きい

スーパーボンドで溝を埋めた

サイトランスグラニュールを使用した再生療法
■ なぜ歯周病が進行したのか
この歯には、溝のような特殊な形(先天的な形態)がありました。
この溝が歯ぐきの中まで続いていたため、細菌が入り込みやすく、歯周病が進行しやすい状態でした。
また、歯ブラシが届きにくく、セルフケアだけでは改善が難しい特徴もあります。
■ 治療が難しい理由
浅い溝であれば形を整えることも可能ですが、今回のように深い場合は、削ることで神経に影響が出る可能性があり、慎重な判断が必要となります。
| 主訴 | 歯がグラグラしている。歯周病を治したい。
|
|---|---|
| 治療内容 | 今回は歯周組織再生療法を行いました。 |
| 患者様の年齢 | 47 |
| 患者様の性別 | 男性 |
| 治療期間 | 1年6ヶ月 |
| 治療費 | 30万円 |
| 治療で得られるメリット | 歯周病の改善 歯の温存 |
| 治療する際に起こるリスク・副作用 | 術後の疼痛や腫脹. 一時的な知覚過敏 |
Case再生療法後8ヶ月でリエントリー

CBCTでは骨の再生を認める

リエントリー

治癒を認める
■ 治療後の状態
治療後は骨の回復が確認でき、歯のぐらつきも改善しました。
現在も安定した状態を維持しています。
■ この症例からわかること
抜歯と診断された場合でも、状態によっては歯を残せる可能性があります。
ただし、すべてのケースに適応できるわけではなく、正確な診断が重要です。
■ まとめ
歯周病によって骨が失われた場合でも、条件によっては歯を保存できる可能性があります。
当院では、できるだけ歯を残すことを考えながら、患者様一人ひとりに適した治療をご提案しています。
抜歯と診断された方や歯のぐらつきが気になる方は、一度ご相談ください。
医療法人社団TND 理事長/歯科医師
中山 亮平
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会 専門医
日本臨床歯周病学会 学会未来委員会 委員
- 2011年3月 東京歯科大学 歯学部卒業
- 2013年3月 慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室 研修医 修了
- 2016年4月 慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室 助教
- 2018年11月 戸越なかやま歯科 開業
- 2024年12月 医療法人社団TND 設立



