親知らずの移植治療(事故による歯の喪失)

治療前
交通事故で右上の4番目の歯を喪失

治療後
右上の親知らずを移植後(3年経過時)

歯を失った際、その部位に噛み合わせを作る治療のオプションはいくつかあります。

一般的にはブリッジ、入れ歯、インプラントなどはよく知られたものだと思いますが、これら以外に“歯の移植”というオプションもあります。

歯の移植のメリットは周りの歯を削ることなく自分自身の歯で噛み合わせを作ることができる点です。

治療経過

初診時のエックス線写真
初診時のエックス線写真
抜歯した親知らず
移植歯となる親知らず
移植後3年経過時のエックス線写真
移植歯周囲の組織は安定しています
移植歯周囲の組織の安定
周囲の自分の歯と比較しても自然な仕上がりになっています
主訴

事故で失った右上の部分に対する治療をして欲しい。

どのような方法が良いか教えて欲しい

患者様の年齢 33歳
患者様の性別 女性
治療期間 6ヶ月
治療費 20万円
治療で得られるメリット

一般的に歯を失った場合の治療法はブリッジや入れ歯・インプラントが挙げられる。

ブリッジと比較すると、周りの歯を削る必要が無い点

入れ歯と比較すると、審美的でかつ噛み心地が優れる点

インプラントと比較すると、費用が抑えられる点などが挙げられる

治療する際に起こるリスク・副作用

移植した歯がまれに生着しない場合もある。これは喫煙の有無や口腔内の清掃状態・年齢や基礎疾患にも影響されるため、術前のチェックが大切となる