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Blog Detail歯ぐきからの出血は歯周病のサイン?BOP(プロービング時出血)からわかる歯ぐきの健康状態|戸越なかやま歯科
歯茎からの出血は放置しないで!!
<歯ぐきからの出血は歯周病のサイン?> こんにちは、歯科衛生士の林と森田です。 先日、日本臨床歯周病学会で北海道へ行ってきました! 全国から、歯周病専門の先生・歯科衛生士が集まる学会で、大変勉強になりました。 皆様にも歯周病について、少しでも理解していただけたらと思いお話しさせていただきます。 歯周病は初め、痛みはほとんどありません。 痛みがないため、自分では気付かない間に進行してしまいます。歯周病が進行すると、歯を支える土台(骨)が溶けてしまい歯が揺れてきてしまったり、最悪の場合、抜歯しなければならないこともあります。 歯周病は早めの治療、炎症のコントロールが何よりも大切です。 炎症の有無を知るために、私たち歯科衛生士が日常臨床で重要視しているのがBOP(歯周ポケット検査時の歯茎の出血)です。 今回の学会で、ヨーロッパ歯周病学会でもガイドラインが少しづつ変わってきていることがわかりましたが、変わらずに重要視されているのもBOPでした。 ~BOPから読み解く歯周組織の健康~ 歯科医院で歯周ポケット検査を受けた際、「出血がありますね」と言われた経験はありませんか? この出血は**BOP(Bleeding on Probing:プロービング時出血)**と呼ばれ、歯周組織の炎症を評価する重要な臨床指標です。 BOPが陽性(+)になる理由 炎症がある歯肉では、細菌に対する免疫反応により、毛細血管の拡張や新生血管の形成が起こります。 そのため、歯周ポケットの検査を行う際に、容易に出血します。 つまり、BOP陽性は歯周ポケット内に炎症が存在している可能性を示すサインです。 一方、健康な歯肉では同じ力でプロービングを行っても出血はほとんど認められません。 BOPは「現在の炎症」を評価する指標 歯周ポケットの深さ(PPD)は過去の組織破壊も反映していますが、BOPは現在活動している炎症を評価する指標として利用されます。 そのため、歯周病治療やメインテナンスでは、 * プラークコントロール(磨き残しの減少) * SC,SRP(歯石取り) によってBOP率がどのように変化するかを確認することが重要です。 BOP陰性が示すもの 近年では、BOP陰性部位は歯の周りの組織が安定していることを示す予測因子として考えられています。 BOP陽性だからといって必ず歯周病が進行するわけではありません。 しかし、炎症が持続している可能性が高く、原因となるプラーク(細菌)の除去やセルフケア(歯磨きの仕方)の見直しが必要です。 BOPだけでは診断できない BOPは非常に有用な指標ですが、 * 歯周ポケットの検査 * 磨き残し * レントゲン写真 * 歯の揺れ * お口の中の写真(歯茎の状態の比較) などを総合的に評価することで、現在の状態を把握できます。 つまり、BOPは歯周病診断の一つのピースであり、他の検査結果と合わせて判断することが重要です。 ⭐︎毎日のセルフケアが未来の歯を守る⭐︎ 歯周病は初期には自覚症状が少ない疾患です。 しかし、毎日のブラッシングと定期的なメインテナンスによって炎症をコントロールすることで、歯を長く守ることができます。 「歯磨きで血が出る」 そんな小さなサインを見逃さず、ぜひ一度歯科医院で歯ぐきの健康状態を確認してみましょう。 🦷戸越なかやま歯科 当院では一人ひとりにしっかりと検査を行い、 お口の状態に合わせた歯周病治療・メインテナンスを行っています。 患者さんご自身にも検査結果をご理解いただきながら、一緒に歯ぐきの健康を守っていきます。
歯科衛生士 林 森田




