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Blog Detail歯周病の再生療法とは?歯を残すために大切なこと|戸越なかやま歯科
歯周組織再生療法で大切なのは「手術」だけではありません
こんにちは、戸越なかやま歯科です。
歯周病が進行すると、歯を支えている骨や歯ぐきが失われ、歯周ポケットが深くなったり、歯を残すこと自体が難しくなったりすることがあります。そうした場合でも、症例によっては歯周組織再生療法によって、失われた組織の回復を目指せることがあります。
歯周組織再生療法は、歯周病で失われた歯の支持組織の再建を目指す治療法です。適切な症例では、歯周ポケットの改善や歯の長期保存に役立つ可能性があります。一方で、単に「手術をすればよくなる」というものではなく、治療前の状態、患者さんご自身のセルフケア、全身状態、欠損の形、術後の管理まで含めて結果が左右されることが知られています。
戸越なかやま歯科では、歯周病専門医として、こうした考え方を日々の診療で大切にしています。再生療法を行うかどうかは、手術ありきで決めるのではなく、本当にその歯に適しているか、長期的に安定が見込めるかを丁寧に見極めたうえでご提案しています。
再生療法で大切なのは、まず「治療前の準備」です
歯周組織再生療法の結果を大きく左右するのが、治療前の炎症コントロールです。歯ぐきに炎症が強く残っていたり、毎日の清掃が不十分だったりする状態では、手術をしても良い結果につながりにくくなります。論文でも、十分なプラークコントロールやメインテナンスがないまま歯周外科へ進むことは、治療成績を下げる重要な要因とされています。
そのため戸越なかやま歯科では、再生療法を検討する前に、まず歯周基本治療をしっかり行い、歯ぐきの炎症を落ち着かせ、患者さんご自身でも清掃しやすい環境を整えることを重視しています。
喫煙や糖尿病などの全身状態も重要です
歯ぐきの治り方は、お口の中だけで決まるわけではありません。喫煙は歯ぐきの血流や創傷治癒に悪影響を及ぼし、再生療法の成績を低下させることが知られています。また、糖尿病もコントロール状態によって治療結果に影響します。現在の知見では、糖尿病が良好にコントロールされている場合は再生療法の適応になりうる一方、コントロール不良の場合は慎重な判断が必要とされています。
戸越なかやま歯科では、歯周病の局所所見だけでなく、生活習慣や全身状態もふまえながら、無理のない治療計画をご提案しています。
どの歯にも再生療法が向くわけではありません
再生療法には向いているケースと、慎重な判断が必要なケースがあります。特に、深い垂直性骨欠損(intrabony defect)や、条件の合うClass II 根分岐部病変では、再生療法の有用性が示されています。一方で、欠損の形態や歯の動揺、歯内病変の有無などによっては、別の治療法のほうが適していることもあります。
大切なのは、「再生療法ができるか」ではなく、その歯を長く安定して残せる可能性があるかを見極めることです。戸越なかやま歯科では、精密な歯周検査や画像評価を行い、それぞれの歯にとって最善の治療方針を考えています。
手術の精度だけでなく、術後管理までが治療です
歯周組織再生療法は、手術当日だけで完結する治療ではありません。創傷を安定させるための術式の選択、歯ぐきへの負担を抑えた手技、適切な縫合、治療後の清掃指導、経過観察、定期的なメインテナンスまで含めて、はじめて治療が成り立ちます。論文でも、患者選択、欠損の評価、術者の技量、術後管理がそろってこそ、合併症や治療エラーを減らせるとまとめられています。
戸越なかやま歯科では、手術そのものだけではなく、術前から術後まで一貫して管理することを重視しています。これは、歯周病専門医として、できるだけ歯を長く守るために欠かせない考え方だと考えています。
「残せる可能性」を丁寧に見極めます
歯周病が進行した歯でも、すぐに抜歯とは限りません。反対に、何でも再生療法で対応すればよいわけでもありません。だからこそ戸越なかやま歯科では、残せる可能性がある歯はできるだけ残す、その一方で無理な治療はすすめないという姿勢を大切にしています。
「歯周病が進んでいると言われた」
「骨が減っているので抜歯かもしれないと言われた」
「再生療法が自分に合うのか知りたい」
「できるだけ自分の歯を残したい」
そのような方は、どうぞ一度、戸越なかやま歯科へご相談ください。
お口の状態を詳しく拝見したうえで、今の状態と治療の選択肢をわかりやすくご説明いたします。

医療法人社団TND 理事長/歯科医師
中山 亮平
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会 専門医
日本臨床歯周病学会 学会未来委員会 委員
- 2011年3月 東京歯科大学 歯学部卒業
- 2013年3月 慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室 研修医 修了
- 2016年4月 慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室 助教
- 2018年11月 戸越なかやま歯科 開業
- 2024年12月 医療法人社団TND 設立



