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臨床歯周病学会年次大会での講演 at 大阪

Blog Detail臨床歯周病学会年次大会での講演 at 大阪

  • 垂直性骨吸収に関与している歯の解剖学的要素を考慮した歯周組織再生療法

垂直性骨吸収に関与している歯の解剖学的要素を考慮した歯周組織再生療法

6月15日に大阪で開催された臨床歯周病学会年次大会で講演をさせていただく機会をもらいましたのでここでご報告させていただきます。

今回私が発表させていただいた内容は『垂直性骨吸収に関与している歯の解剖学的要素を考慮した歯周組織再生療法』というものです。少し専門的な内容なので噛み砕いて説明しますが、歯周組織再生療法(以下再生療法)とはズバリ歯周病で失った骨を元の状態に再生させる手術のことで私が現在日々臨床で中心として行なっている治療になります。

この再生療法の歴史は古く、現在に至るまで様々な研究がなされてきました。術式の変遷、材料の改良など本当に日進月歩の世界です。最近のシステマティックレビュー(論文をまとめた論文)では主にどのような材料がいいのか?やどのような切開方法がいいのか?などの議論は多くなされてきています。もちろんとても大切なことなのですが、もう一つ大切なことがあります!それが題名にも書いた“歯の解剖学的要素”を考慮するということです。

これはどういうことなのか少し説明しますと、お口の中全体的には歯周病ではないものの、一部分に病的な歯周ポケットを伴う骨の欠損を認めるケースはよくあります。典型的な歯周病ではないのですが、歯の構造(歯の根の形態)自体がプラークを貯めやすい形態になっており結果として歯周病を招いてしまっているわけです。代表的な形態異常を列挙すると①エナメルプロジェクション②Root groove(根面溝)③Palatal groove(口蓋溝)などが臨床的には多いかと思います。

 

後にクリニックのHPのケース紹介にも出そうと思いますが、このような構造が伴った歯周病の治療は難しい場合が多くあります。理由は専門的になるので割愛しますが簡潔にいうと再生療法後に必要な歯肉と歯根面のフィットが解剖異常によって阻害されるため骨の再生が起こりにくい環境になるからです。

今回の講演ではこのような場合にどう工夫すれば良い結果が得られるかをお話しさせていただきました。多くの先生たちとも意見交換ができ私自身も更なる勉強になり今後の日常臨床に繋げていければと思っております。

 

歯周病でお困りの方へ

当院では常に最新の設備をもって患者様への治療に臨みエビデンスに基づいた治療を心がけています。お困りごとがありましたらいつでもお声掛けいただければ全力で治療をさせていただきます。

 

戸越なかやま歯科

院長 中山亮平

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